Macを持っていれば,できる英語勉強法.
最近のMac OS Xにはスピーチを読み上げる機能がある.このレベルが予想以上に高いので,あまり違和感なく文章を読んでくれる.
そこで,ウェブ上の英語新聞記事などを全文選択して,スピーチさせると,原稿付きのスピーチが流れることになる.聞き取れなかったら原稿を確認すればいい.新聞記事なので世界の時事問題にも詳しくなれるかも.途中で止めたところから続きを再生とかできないだろうから残念か?
Friday 15 February 2013
Saturday 9 February 2013
半藤一利『幕末史』
一般的な幕末史は,官軍側の薩長史観で語られることが多いが,この『幕末史』はどちらかというとアンチ薩長の観点で語られているので面白い.
- 正直申しまして,攘夷がきちんとした理論でもって唱えられたことはほとんどなく,ただ熱狂的な空気,情熱が先走っていた.
- 「成程西郷という奴は,わからぬ奴だ.少しく叩けば少しく響き,大きく叩けば大きく響く.もし馬鹿なら大きな馬鹿で,利口なら大きな利口だろうといったが,坂本もなかなか鑑識のある奴だヨ.西郷に及ぶことの出来ないのは,その大胆識と大誠意とにあるのだ」---勝『氷川清話』
- どうも歴史には「こういう大事な時にこの人とこの人とを会わせておきたい」といった”意思”があるのではないか.
- アーネスト・サトウが高杉のことを「戦争に負けたくせに魔王の如く怒って威張っていた」と書いています.
- 中岡慎太郎「胆あり識あり,思慮周密,廟堂の論に堪うるものは桂小五郎.識あり略あり,変に臨んで惑わず,機を看て動き,気を以て人に勝つものは高杉東行」
- 松平春嶽が一橋慶喜を評して「百才あって一つの胆力なし,胆力なければ百才ふるえど猿芝居に等しい」
- 薩長「官軍」に攻められて江戸町民がつくった歌「鹿児を出ておのが音をはるクツワ虫 いまに武蔵の露ときえなん」
- 明治初期の狂歌「上からは明治だなどといふけれど 治めるめい(明)と下からは読む」
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