by Whitesides, G. M. (2004).
Whitesides’ Group: Writing a Paper. Advanced Materials, 16(15), 1375–1377. doi:10.1002/adma.200400767
はじめに
- 研究はpaperとして発表されなければ,行われなかった事と同じである.
Outline
- outlineから書き始めるべきである.
- 全てのデータがそろうまでoutlineを書き始めないなんてことはすべきでない.全てのデータがそろうことなどない.
- outlineを書くこと自体がその研究を進行するのを助ける.
- abstractは書かない.これはpaperの最後に加える.
- introの最初は結構詳しく書く.特に,なぜこの研究をするのか,なぜ重要なのか,他に誰がどのように行ったか.
- results and discussionはたいてい一緒に書かれる.
- outlineでは多くの文章を書かない.ただし,図やテーブルなどのデータは正しい位置に配置すべし.
- outlineにおいては,conclusionは短い言葉で列挙する.必要なとき以外,resultsと同じことを書かない.conclusionはsummaryではない.
- 出来る限り研究の初期段階でoutlineを書き始めること.決して研究の終わりで書こうとしない.
- outlineを文章で書くのではなく,少ない文,図やテーブルなどで構成する.
- 重要な順に構成する.研究した時系列でまとめない.
Some points of styles
- 名詞を形容詞として使わない:「reaction product」--->「production of the reaction」
- 「this」は名詞の前に置く:「This is a fast reaction」--->「This reaction is fast」
- 実験結果は過去形:「Addition of water gives product.」--->「Addition of water gave product.」
- 可能な限り能動態を使う:「It was observed that the solution turned red.」--->「The solution turned red.」「We observed that the solution turned red.」